事例実績

事例実績

事例実績の一例をご紹介いたします。

■注文した自動車の暇庇

自動車修理業者(依頼者)が,業界一位のトラック製造業者に対して行った訴訟(原告側)。
約1500万円請求で約1千万で和解。

■投資委託契約

投資を委託されて2億円以上を預かり運用していた依頼者が,預託者から横領したなどとして2億円超の支払の請求を受けた訴訟(被告側)。原告(相手側)の請求棄却判決。

■労災

(死亡事故)

世界的企業内で起こった労災死亡事故。相手方企業は指揮監督関係がないなどとして責任を否定し全面的な争いになった。
事故当時の目撃者がおらず,情況証拠の積み上げなどで勝訴(約6千万円)。
被害者(故人)には過失がないと認められたことが最大の成果。

(過労死)

傭車運転者の事例で,傭車運転者であるため労働者性が認められず労災認定はおりなかったが,会社相手に訴訟を提起し勝訴(約6千万円)。証拠らしい証拠がなく関係者の協力も得られなかった中で,情況証拠を積み上げて立証し裁判所の認めるところとなった。法律問題としても,「継続的請負契約にも安全配慮義務があるか」という難度の高い問題があった。

■懲戒免職

某高校の教員の懲戒免許処分を裁判所の和解により撤回させた。

■マンション日照権

(住民側)

高層マンション建築が予定されている近隣の中層マンション住民を債権者とする建築差止の仮処分事件。近隣高層マンション自体が建築当時,既にある低層マンションとの間に同様の紛争があったことなどから日照権による差止や一部除去は認められなかったが,仮処分裁判所の和解あっせんで,プライバシー保護の目隠しの設置や区分所有者一人当たり数十万円の慰謝料で早期に解決。なお,日影図は,当時の区分所有者中に建築士のかたがおられたため依頼者に用意して頂いたが,当事務所にはJWCADを自在に操作できる事務スタッフがいるため事務所で対応可能。

(施主側)

中層マンションを建築しようとしていた施主が,行政から「近隣住民の同意取り付け」を求められ長期間計画が頓挫していたので,当職へ依頼。行政側と行政指導であるのか法令上の要件であるのかの確認の上,「近隣住民の同意取り付け」の指導には従えないが,住民説明会を開くことで局面を打開。説明会にも出席し説明を粛々と行いどのような質問に誠実に丁寧に対応した。間もなく建築工事が始まった。

■財産分与の特有財産

熟年離婚事案で,婚姻前から仕事熱心で貯蓄にも励んでいたが,株に投資するなどして形を変えていたために,結婚前にまとまった財産(2千万円程度)が存在していた確たる証拠がなかった事案。1審の家裁は,特有財産を認めず全てを財産分与対象としたが,控訴審で和解(1千500万円程度を回復)。